リフォーム時期の目安(戸建て)③

【内装】

壁や天井のクロスについては一般的には10年~15年程度が張り替え時期の目安と言われていますが、あくまで目安なので、実際の状況に応じて臨機応変に対応する必要があります。
例えば普段タバコを吸う人であれば壁や天井にタバコの汚れや黄ばみ、臭いが付着してしまうので、早めに張り替えたほうがいいでしょうし、ペットを飼っている場合も同様で、壁に傷がついたり、穴があいてしまうとこちらも早めにリフォームしたほうがいいでしょう。

フローリングや畳などの床材については変色、傷み、凹み、きしみなどが出てきたらリフォームを検討してもいいでしょう。また床材に使用している種類によってリフォームのタイミングには差が出てきます。
またリビングとキッチンとでは水に濡れやすいかそうでないかによって傷み具合に大きな違いが出てきますので、日ごろから気にしておくのも大切なポイントです。

【外壁・屋根】

外壁や屋根については素材や住んでいる地域や住居の環境にもよりますが、10年~20年くらいが目安と言われています。一般的に色あせやひび割れ、カビなどの劣化サインが見られたら、表面の防水機能が落ちている可能性があるので、リフォーム検討の時期になります。
そのままの状態にしておくと、劣化した部分から雨水などが内部に入り込んで劣化に繋がり、より大規模な修繕が必要になってしまいます。

また住宅の向きが北向きか南向きか、両隣に家があるか、屋根が瓦なのか、トタンなのか、ガルバリウム鋼板なのかなどよって耐用年数も変わってきますし、寒冷地や台風などが多い地域によってはよりこまめなチェックが必要になってきます。
外壁や屋根は普段なかなか見る事がなくあまり気にしない部分ではありますが、劣化が始まってからではダメージが大きいので、まめにチェックをして気になるところがあれば早めに問合せしたほうがいいでしょう。

PR