プレハブ工法

工業製品のように大量生産を目的とした工法です。
大和ハウスや積水ハウスなどのプレハブ工法で代表される軽量鉄骨造は、柱、梁などの構造体が、厚さ6ミリ以下の鋼材で構成されています。

その工法は在来工法の筋交いの代わりに「ブレース」により強度を出しています。
この軽量鉄骨工法の最大のメリットは、工業化によって、品質が安定し、大量に供給することが可能なことです。
阪神大震災でも倒壊例が無く、その耐震性も大きな特徴です。

しかし、すべてが規格化され工業化されていることの宿命として、自由な寸法での家づくりはできず、303㎜や250㎜といった限定された寸法でプランを作成しなくてはなりません。

また、、湿式工法の塗り壁などを採用することができないなど、自由度に劣る事がこの工法の最大のデメリットです。

また、鉄のもう1つの宿命が、 錆と熱伝導の高さです。
錆に関しては各社、様々な対策を対策を講じていますが、断熱性に関しては、木造の工法と比べると、今一つといった感じがします。

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